除菌試験
Everone /Everone PRO 生活環境における一般細菌・食中毒、皮膚や口腔内トラブルの原因菌等約11菌種に対する除菌試験にて有効性が認められました
除菌試験
エバーワンは、カビや細菌などの微生物を調べる試験を行う「衛生微生物研究センター 東京研究所」にて、次の11菌種に対する除菌試験を行い、ミュータンス菌に対して瞬時に約93%、カンジダ・アルビカンスに対して瞬時に約97%の除菌効果がある結果となり、非常に高い有効性が認められました。
試験方法
第十八改正日本薬局方 参考情報 消毒法及び除去法
試験内容
Everone(エバーワン)を対象の菌に接触させ、日常的な使用を想定した「10秒後と1分後の生菌数」を測定しました。
菌種
(1)大腸菌(Escherichia coli / NBRC 3972)=生活環境(トイレ、キッチン、風呂等)に生息
(2)黄色ぶどう球菌(Staphylococcus aureus / NBRC 13276)=生活環境(トイレ、キッチン、風呂等)に生息
(3)緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa / NBRC 13275)=生活環境(トイレ、キッチン、風呂等)に生息
(4)セレウス菌(Bacillus cereus / NBRC 3836)=食中毒の原因菌・焼飯類、米飯類、麺類等に多く生息
(5)枯草菌(Bacillus subtilis / NBRC 3134)=お米の腐敗臭の原因菌
(6)サルモネラ菌(Salmonella enterica / NBRC 100797)=食中毒の原因菌
(7)ミュータンス菌(Streptococcus mutans / NBRC 13955)=虫歯の原因菌
(8)カンジダ・アルビカンス(Candida albicans / NBRC 1594)=口腔内や皮膚などにかゆみ・刺激を引き起こす真菌(カビの総称)
(9)ジンジバリス菌(Porphyromonas gingivalis / JCM 12257)=歯周病の原因菌
(10)レジオネラ菌(Legionella pneumophila / JCM 7571)=温泉や水回り等の水環境に生息
(11)アクネ菌(Cutibacterium acnes / NBRC 107605)=ニキビの原因菌
試験結果
初発菌数 | 10秒後 | 1分後 | |
---|---|---|---|
大腸菌 | 2,600,000 | 測定不可 | 測定不可 |
黄色ぶどう球菌 | 2,500,000 | 測定不可 | 測定不可 |
緑膿菌 | 4,200,000 | 測定不可 | 測定不可 |
セレウス菌 | 1,700,000 | 57,000 | 13,000 |
枯草菌 | 1,500,000 | 5,100 | 2,400 |
サルモネラ菌 | 3,900,000 | 測定不可 | 測定不可 |
ミュータンス菌 | 5,300,000 | 3,600 | 測定不可 |
カンジダアルビカンス | 5,100,000 | 1,600 | 測定不可 |
ジンジバリス菌 | 20,000,000 | 測定不可 | 測定不可 |
レジオネラ菌 | 10,000,000 | 測定不可 | 測定不可 |
アクネ菌 | 2,400,000 | 測定不可 | 測定不可 |
【大腸菌】
10秒後には菌数が検出限界未満(測定不可)。
対象の菌が瞬時に除菌されているという結果となりました。
【黄色ぶどう球菌】
10秒後には菌数が検出限界未満(測定不可)。
対象の菌が瞬時に除菌されているという結果となりました。
【緑膿菌】
10秒後には菌数が検出限界未満(測定不可)。
対象の菌が瞬時に除菌されているという結果となりました。
【セレウス菌】
10秒後には約96%の菌が減少、1分後には約98%の菌が減少。
瞬時に約96%・1分後には約98%の除菌効果があるという結果となりました。
【枯草菌】
10秒後 / 1分後、共に約99%の菌が減少。
瞬時に約99%の除菌効果があるという結果となりました。
【サルモネラ菌】
10秒後には菌数が検出限界未満(測定不可)。
対象の菌が瞬時に除菌されているという結果となりました。
【ミュータンス菌】
10秒後には約93%の菌が減少、1分後には検出限界未満(測定不可)。
瞬時に約93%の除菌効果があるという結果となりました。
【カンジダ・アルビカンス】
10秒後には約97%の菌が減少、1分後には検出限界未満(測定不可)となり、
瞬時に約97%の除菌効果があるという結果となりました。
【ジンジバリス菌】
10秒後には菌数が検出限界未満(測定不可)。
対象の菌が瞬時に除菌されているという結果となりました。
【レジオネラ菌】
10秒後には菌数が検出限界未満(測定不可)。
対象の菌が瞬時に除菌されているという結果となりました。
【アクネ菌】
10秒後には菌数が検出限界未満(測定不可)。
対象の菌が瞬時に除菌されているという結果となりました。
※一般的に初発菌数から減少数1/100~1/1000以下で、除菌効果があると判断されます。
上記結果から、「Everone」は対象の菌に対して非常に効果があると言えます。
試験報告書
PDFダウンロード(530KB)
株式会社衛生微生物研究センター
https://kabi.co.jp