Everone / Everone PRO
カビ抵抗性試験において高い有効性が認められました

カビ抵抗性試験

エバーワンは、機能性評価や安全性評価を行う「カケンテストセンター」において以下の5菌種に対する防カビ試験を行い、高い防カビ効果が認められました。

試験方法

カビ抵抗性試験（JIS Z 2811：2023）プラスチック製品の試験　方法B

試験内容

Everoneをコーティングしたプラスチック板と何も加工していないプラスチック板に対して、クロコウジカビ・アオカビ・ペシロマイセス・トルコデルマ・常在真菌を混ぜた菌液を4週間培養し、カビの抵抗性を測定しました。

検体

（１）クロコウジカビ（ Aspergillus niger / NBRC 105649 ）＝パンに生えたり食品汚染をするカビ
（２）アオカビ（ Penicillium pinophilum / NBRC 100533 ）＝ミカンやパン、餅に生えるカビ
（３）ペシロマイセス（ Paecilomyces variotii / NBRC 107725 ）＝食品を腐敗するカビ
（４）トルコデルマ（ Trichoderma virens / NBRC 6355 ）＝土壌に影響を与えるカビ
（５）常在真菌（ Chaetomium globosum / NBRC 6347 ）＝アレルギーの原因となる病原性のカビ

試験結果

Everoneを噴霧した加工品：肉眼及び顕微鏡下でも確認が出来ない最高評価点の「0」
無加工品：目でも確認ができるほど発育した評価点「4」
4段階もの差がある結果となり、非常に高い効果が認められました。
0～5段階評価*¹で0に近いほど防カビ効果が高くなります。

*¹　評価内容
0.肉眼及び実体顕微鏡下でカビの発育が認められない。
1.肉眼ではカビの発育が認められないが、実体顕微鏡下では明らかに認められる
2.肉眼でカビの発育が認められ、発育部分の面積は試料の全面積の25％以下
3.肉眼でカビの発育が認められ、発育部分の面積は試料の全面積の50％以下
4.菌糸はよく発育し、発育部分の面積は試料の全面積の50％を超える
5.菌糸の発育が激しく、試料全体を覆っている。

上記結果から「Everone」は非常に強い防カビ効果が認められると結果となりました。